2019年6月29日土曜日

患者を診る前に患者を見る重要性

 当医院で専門学校から研修に来ていた実習生さんの
研修が今日で終わりました。
本当によく頑張っていたと思います。


 学校で発表するケースプレゼンもとても頑張っていました。
(ケースプレゼンとは、症例報告のことです、患者さんをどう見ていくとか
どう治療していったかを報告するものです)
ちょっと自分の提案した内容と違った物に仕上がっていたので
最後は少し厳しめのコメントをしました。

 学校から見本で配布されているケースプレゼンを真似しているんでしょう
けど、出来上がった物は薄っぺらい内容に感じました。

 実習生に限らず患者をみる立場であれば、患者さんと接する前に綿密な
予習が必要だと思っています。(ある程度慣れてくれば別)
実習生にはデンタル写真のトレース、パノラマ写真のトレース口腔内写真、
スタディモデル模型(石膏模型)の分析をさせました。
(トレースとはレントゲン写真を、薄い紙に鉛筆で写して書くことです)

 分析したことを元に、患者さんを診る前に、どの場所が磨きにくいのか、
どの場所が虫歯になりやすいのか、等々様々なことを頭にいれてから
患者さんを診なければいけないと思ってます。

 そのことに触れたケースプレゼンを作るようにいってあったのですが
あまり理解はされなかった様子でした。

 自分は仕事をする上で診査診断がとても重要であって、患者さんのモチベーション
あげるとかTBIなどは衛生士の仕事としてはとても大事な事だけど、衛生士になって
からでも出来る。
まずは自分が用意した資料でどう患者を診断し、それをどう活かしたのかの方が重要。

つまりは

「患者を診る前に患者を見る」のが大事なんだよということ・・・

この実習生は、いつかわかってくれるといいなと思ってます。

なにはともあれ研修ご苦労様でした。
立派な衛生士さんになることを期待してます。