日曜日は件名の学会に参加です。
この学会、たまに歯科医師会を通して講演の案内が来るのですが
良い講演だと学会に所属しなくても参加可能なのでいつも通り昨日も講演だけ
聴きに行きました。
会場には知ってる顔がチラホラ
会場にいた学会の東北支部の副支部長をしている福島の高野先生に捕まりました。
「先生さー。もう学会入っちまいなよ。去年も講演来てたでしょ」
「えーっと・・・(ボクは入るつもりはないっす!と言えない・・)」
「さーこっちこっち」

(画像はイメージです。)
言われるままに書類にカキカキ・・・
今年から(腫れて)晴れて臨床歯周病学会学会員となりました。
あれ、なんかおかしい・・・そんなつもりは・・・・
大学の部活勧誘もこれくらいの強引さが必要なんだなと
大学時代の部活がふと目の前をよぎりました(ノД`)
学会認定医を目指して今日から頑張ります!(嘘
冗談はさておき
学会員の先生方の症例発表から始まり東京で開業しておられる
清水宏康先生の講演
「科学的根拠に基づく歯周病へのアプローチ」
色々勉強になりました。
清水先生の本↓
タバコは歯周病にとって天敵であるといわれるが実際にどの程度止めてから
効果が現れるかというと、タバコの効果を消すのに約11年もかかるそうです。
タバコ恐るべしです。
講演の話も自分が考えてきた事が間違ってないんだなと思える内容で
とても共感がある内容で手応え十分でした。
歯周病において歯周外科が適応な歯に関して外科を行わない場合、その歯はやっ
た場合に比べて7〜8倍ほどの抜歯のリスクが生まれるとのこと
つまり歯周病がひどくなってしまった歯に関しては外科が必要なわけです。
「歯医者には定期的にちゃんとメンテナンスで行っているんだけど、段々わるくな
ってる気がします」
自院に初めて来院された患者さんに良く言われることがあります。
自院の患者さんじゃなくて、これを読まれていてそういえばと思った方は自分の
歯茎が歯ブラシや歯科医院のメンテナンスだけで治るケースなのか、歯周外科が必要
なケースなのか矯正が必要なケースなのか、補綴をやり直す必要があるのか、原因が
他にあるのか等々もっと歯医者と話をして自分の歯を守って貰えるといいなあと思います。