2019年7月17日水曜日

指しゃぶり オススメ本

今回は、患者さんから
「子供が指しゃぶりが直らない」っていう相談について
最近の医院での対応について書きます。

「この記事はこんな患者さんにオススメです」
指しゃぶりを直さないといけないけど直らない。何か良い方法
無いかなと悩んでいる方に読んで頂けると幸いです。



子供の指しゃぶりに悩んでいる方は、
子供が指しゃぶりをするとどういうことが起こるかという事を
体験してみましょう。
これを読んでいる方は実際に指しゃぶりをしてみてください。
(周りに人がいないことを確認してくださいね)

吸うことによって唇の黄色の部分に力がかかってくるのを感じ
ましたでしょうか?(写真参照)
これを持続的に行う事によって出来る口腔内はどうなるでしょう
か想像してみてください。
こんな感じになります。(写真参照)
上の歯と下の歯が横から押されて狭くなっているのが分かります
でしょうか?
全ての子が指しゃぶりでこうなる訳ではありませんが可能性は
高くなります。
このようになってしまった場合どのように治していくかはまた
別の機会にお話するとして、指しゃぶりをやめるのにどうしたら
良いのかという話になります。

結論から言うと、3歳児までの指しゃぶりはOKと言われています。
「小児科と小児歯科の保険検討委員会より」
3歳児以降で指しゃぶりする場合は、小児科、小児歯科などで
対応するのが望ましいという記述が多いです。

3歳児以降のおしゃぶりについての小児歯科での対応については
家内(小児歯科専門医)に聞いてきたのでまた今度書きたいと思います。

小児歯科ではない自院でも色々やってきました。
指に苦いマニキュアを塗る方法(4歳児以降から推奨)



これ実際に何人かの患者さんに試して貰いました。
かなり評判悪かったです。

うちの子、マニキュアをなめた瞬間吐きましたよ」
「えー。強力ですね・・・」
「けど、しばらくしてやっぱり指しゃぶりしちゃいますね」

うーん。小児歯科の勉強会で薦められたのに・・・残念。

嫁さんに聞いたところ
持続的にやらないとダメということ、子供が可哀想って気持ちに負けちゃって
止めちゃうとダメみたいです。

なんか可哀想なんで・・
で、個人的に次に良いなと思ったのはこの本

ゆびたこ (ポプラ社の絵本)
☆★林檎書房★☆による
リンク先 Amazon.com

本なんかで指しゃぶりが治るのかよ?
そんな声が聞こえてきそうですが
この本は今まで2人の親御さんに評価を貰ってます。

「先生、この間紹介してくれたあの本すごいわ」
「おお〜(なんの本だっけ・・・)」
「指しゃぶり治ったよ、うちの子」
「おお〜本当ですか?」
「いや〜本当に吸わないもんなあ」
「あの本すごいわー」

そのすごい本がこの「ゆびたこ」って本
子供の精神面にジワジワくるんでしょうねきっと。

ウチでは本を推奨してますが、やり方は各家庭、
各歯科医院それぞれあると思います。

また、指しゃぶりをすることでストレスを解消しているという
報告もありますので、焦って子供の嫌がることをして無理矢理
治すよりも、ゆっくり焦らずに治してあげれば良いなと思ってます。

参考になれば幸いです。