2019年6月27日木曜日

歯科恐怖症の対応について

「歯科恐怖症」で検索すると「歯科恐怖症の対応」という項目で調べられている
事が多いみたいです。

「歯科恐怖症の対応」で検索すると、
「静脈内鎮静法」「無痛治療」 という話が出てきます。
自院でも歯科恐怖症、パニック症候群、歯医者嫌いと問診票にデカデカと書
いてこられる患者さんがメチャクチャ多いですね。
しかし自院で静脈内鎮静法はしてません。
(静脈内鎮静法とは一番下に記載)

数年前に「歯科が怖くて、以前の歯科医院では治療中に気絶したことがある」
という女性の患者さんが来院しました。


結論から言うと、この患者さんは今から数ヶ月前に自分の医院でインプラント
手術を受け入れて、インプラント治療をさせて頂きました。

スタッフからは、
「まさか○○さんがインプラント手術を受けるとは思いませんでしたよ」
と口を揃えて言ってました。自分も同感。

このひどい歯科恐怖症の患者さんに自分は何をしたのかというと、

患者さんの話を根気強く聞いただけです。

処置が出来る様になるまで根気強く話を聞く、ただそれだけ。
話を聞いただけで終わる予約が数回続きました。

今日はユニットを倒せるところまで倒してみましょうか?

今日は表面麻酔置くところまでやってみましょうか?

患者さんが良いと言うまで処置はしない。
勿論、処置をしなければ保険点数は請求できない。

患者さんにとって何が歯科に対して不安なのか恐怖を感じるのか一緒になって話を
聞きました。

自分が考える歯科恐怖症の患者さんって勿論、色々理由は有ると思うのですが、
歯科医師とのコミュニケーション不足によるものが一番大きいのではないかと思っ
てます。

不安で歯科医院に来ているのにそっけない態度でいきなり削られたり、麻酔されたり
されたら、自分でも歯科恐怖症になります。

この患者さんは、これからどういう治療をしていくのか、他にどんな治療方法があるのか、なぜ治療しないといけないのか。
わかりやすく説明させてもらった結果、数回後に治療を受け入れてくれました。

歯科恐怖症で来院される患者さんは、治療を受け入れてくれさえすれば、きっかけさ
え出来れば本当に真面目に来院してくれます。
2,3年かかって全ての歯をなおしていかれる歯科恐怖症の患者さんは本当に多いです。

歯科医師と患者という関係の前に、人間と人間なのですから、お互いに向き合って
療していくことが大事だと思ってます。





静脈材や鎮痛剤とは、向精神薬を静脈内に投与することによって、歯科に対する痛みや術後の痛みや腫れを
軽減する手法です。





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