2016年2月20日土曜日

フッ化物洗口(佐賀県との差)

以前話をさせてもらった奥羽大学での佐賀県の元校長先生の話、佐賀県の取り組み。
あまりに感動したので、そのときのプレゼンデータをPDFで頂きました。
(資料を送って頂いた岩瀬先生ありがとうございました、)

佐賀県は平成3年から平成12年まで、3歳児平均虫歯が日本で1番多い県でした。
虫歯が日本1多い県という悪名返上のために県民みんなで取り組みました
その結果が下の図にでてます。
福島が赤、佐賀が青です。
2006年と2014年、これだけ大きく変わっています。
























理由はフッ化物の洗口です。他に理由はありません。

フッ化物洗口に疑問を持っている人は必ず聞いてきます。
「フッ素洗口だけじゃなくて他に理由があるんじゃないの?」

歯科医師の変化?
教育機関、行政のの変化?
保護者の変化?













平成3年から12年まで虫歯大国だった県が仮に上記の3つの改善があったとしても
ここまでかわれる訳ないと思います。

もう一つ表を提示します
佐賀県のフッ化物洗口をしている保育園、小学校、中学校の実地状況です。






































フッ化物洗口を行う様になった施設がドンドン増えてきてますよね。
佐賀県の本気度を見せて貰っている気がします。

フッ化物洗口、色々言われてますが。。。。

結局、結果が全てです!

やるのかやらないのか?それだけです。

これを見ている、保護者の皆さん。自分のお子さんが通っている保育園、小学校、中学校で
「フッ化物洗口ってなぜやらないのですか?」「フッ化物洗口の説明会をやってほしい」
声を大にしてきいてみてください。
まずそこからスタートです。自分の家族の歯を守るのにうがいだけで良いのです。簡単でしょ?

目指せ佐賀県!ですね。


2016年2月6日土曜日

保育園からの手紙

 去年、自分が学校歯科医をしていた保育園が閉鎖して、違う保育園と合併しました。
建物もとても綺麗にリニューアル。

 恐らく自分の住んでいる二本松市の中では最大の保育園児を誇る保育園ができあがり
ました。
 200名規模になり、とても大変なのは検診・・・















 今年も保育園から検診のお願いの手紙が来てました。
 中身がどれどれ。。。検診さあ頑張るかな〜と思ったところ
それは講演のお願いの内容でした。

「検診で話す内容について事前に講習をして欲しい」

なにい!おお・・・・素晴らしい!


















 閉鎖する前の保育園では講習を保母さんに向けてやったんですが、それを覚えてくれ
ていたみたいです。

 前回ブログで書いたフッ素洗口の講習会を受講した次の日にさっそく保育園から電話

「先生、前の保育園のように講習お願い出来ますか?お金は出ませんけど・・」

「全然大丈夫です。それよりフッ素洗口って保育園ってやってないですよね」

「やってませんねこの保育園では」

「なら、検診で使う用語の講習の他に、フッ素洗口の話も少しさせてくださいよ」

「かまいませんよ」

おお・・・さすが俺の地道な努力が・・・実を結んできた。

 どっかの小学校とは何かが違う・・・何が違う。。。
それは結局携わる人なんだろうなと思う。


 前回のブログでてきた、元校長先生、酒井先生と話したときに

渡邉「小学校では食育、放射能問題、そして教育関連の話が重要で自分がずっと
  言ってきている「かみ合わせ」や「フッ素洗口」なんて耳も貸してくれません」

酒井「食育?一体全体人間はどこで物を食べるんでしょうかね?(o´∀`o)
   本当にわかってないんですねそこの先生は(o´∀`o)」

 うおお。。。あなた本当にわかってらっしゃる!
是非、うちの小学校の校長になってくれと言いたかった。

 なってくれないかなあ・・・なってくれ・・(切望)

フッ素洗口講習会

奥羽大学にてフッ素洗口講習会に行ってきました。
佐賀県から鳥栖市の元校長先生と行政の本部長さんがはるばる福島に来ていただけました。
会場はほとんど満員です!

なぜ佐賀県かというと
佐賀県は10年前までは虫歯の本数がワースト1位だった県だったのです。
今は、ベスト5に入るほど虫歯がないという県に変わったのです。
なぜ10年でそこまで変わるのかというと、フッ素洗口を保育園、小中学校で実施したおかげ
という話でした。

フッ素洗口に関しては、様々な論議がありますが、
結果が全てです。ワースト1位がベスト5位に入るのにフッ素を使って結果をだしている
それだけなわけです。

講演の内容は

3歳で虫歯が多ければ、当然11歳でも多い事(資料にて説明)

最初からフッ素洗口を、学校側、親側、生徒側で受け入れてくれた訳では無く、
冊子を作成して、印刷物を配布してシンポジウムを行い、新聞広告に載せ、CMまで
行ってフッ素を宣伝していったとのこと。

福島は虫歯の本数が全国でワースト1位であるのに、歯に対する医療費が全国で16位であるということ。
これは、虫歯があるのに治さない(治せない)という結果であると思いました。

県、行政、教育委員会、教育施設、PTA、親と子、学校歯科医、薬剤師などが団結して
やっと5位にまでなったというある意味感動巨編の様な内容でした。

参考にして欲しいホームページを教えられたので貼っておきます。
自分も知らなかったサイトばかりで不勉強さを教えられました。

https://www.jda.or.jp/park/                テーマパーク8020
http://www.jda.or.jp/tv/77.html                日歯8020テレビ
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp            e-ヘルスネット
https://www.niph.go.jp/soshiki/koku/oralhealth/index.html   歯っとサイト

終わってから、元校長先生の酒井良子先生とお話しました。

5年前からフッ素洗口を自分が学校歯科医をしている学校に提案していること。
福島でもフッ素洗口で効果をあげている小学校の見学を提案したこと。
その小学校の効果をあげた衛生士の方を小学校に呼んで講話をして貰おうと
提案したこと。
その全てが却下され続けてきたこと。

「あなたが行動していることは全然間違っていない。自信をもって頑張って」
酒井先生にこう言われました。
色々なアドバイスを学校側の立場から頂きました。

佐賀から来ていただいたお二人の先生に感謝です。

2016年2月2日火曜日

福島県の小児のう蝕の現状

 歯科医師会より良い資料をいただきました。
福島県の虫歯の現状です。

まあ、ひどいもんです。

下に資料を提示してあります。
おわかり頂けただろうか・・・・
3歳児、6歳児は共に全国ワースト1位という二冠達成です。オメデトウオメデトウ。

こうなるのには色々な問題があると思います。
大きく分けると

児童をとりまく家庭環境 
学校と行政の取り組み
学校歯科医師の取り組み

放射線問題によって思いっきり外で遊べないというのは大きいでしょう。
家に閉じこもればやはりおやつなどを食べる機会が多くなります。

自分もこの福島県のう蝕の現状は数年前から知ってました。
学校歯科医をしている小学校に色々提案もしましたが、
学校で大事なのは、食育と放射能問題、学習だけみたいです。

よくPTAとか懇談会の議題に、「食育」がテーマになっていることがあるの
ですが・・・・・
児童がどの部分で食べるかは話しないんだよね・・・
みんな鼻で食べてるのかな?

「かみ合わせの話」、「フッ素洗口の話」

ずっと小学校で講演や講話を提案してますが、却下され続けて早5年近く(o´∀`o)
多分、嫌われているに違いない(o´∀`o)

学校歯科医は、歯の検診と「食育」の話だけしてれば良いらしいです。

そろそろ学校歯科医を辞めたいなと常日頃思ってます。